福井県立病院(ふくいけんりつびょういん)は福井県福井市にある県立病院。総病床数・診療科数ともに県内最大(病床数は北陸で最多)の規模をもつ病院であり、三次救急医療、精神医療、高度がん医療などを担っている。特定機能病院としては未承認であるものの総病床数、診療科目、設備の面においては承認要件を満たし、同等の設備を有している。病床数は2009年4月現在、全国第3位である。
2011年3月に若狭湾エネルギー研究センターからの技術移転を受け陽子線がん治療センターが開設された。
沿革
- 1950年(昭和25年)4月1日 - 福井県立病院創立
- 1957年(昭和32年)9月 - 総合病院として承認
- 1959年(昭和34年)12月 - 人間ドック開設
- 1964年(昭和39年)6月 - 救急病院として告示
- 1968年(昭和43年)7月 - 未熟児センター開設
- 1970年(昭和45年)4月 - 人工透析センター開設
- 1974年(昭和49年)4月 - 成人病センター開設
- 1983年(昭和58年)3月 - 救命診療棟竣工、救命救急センター開設
- 1993年(平成5年)4月 - 救命救急センター部(ICU)開設
- 2000年(平成12年)4月 - 福井県立精神病院を組織統合
- 2004年(平成16年)1月 - 現病院本棟竣工
- 2004年(平成16年)5月 - 新病院本棟開院、医療情報システム導入
- 2007年(平成19年)3月 - こころの医療センター新病棟開設
- 2007年(平成19年)6月 - 地域医療支援病院に指定
- 2009年(平成21年)2月 - がん医療センター開設
- 2011年(平成23年)3月 - 陽子線がん治療センター開設
- 2015年(平成27年)7月27日 - 陽子線がん治療センター内に「陽子線治療研究所」を開設[1]
- 2017年(平成29年) 1月 - こころの医療センター再編。精神科救急・合併症病棟を開設
- 2021年(令和3年)5月 - ドクターヘリ運航開始
診療科
診療部門
センター
医療機関の指定・認定
(下表の出典[2])
交通アクセス
- 京福バス
- 36 県立病院・丸岡線(アピタエルパ前・下安田経由)「県立病院前」下車。
- 39 大和田・丸岡線(アピタエルパ前・南横地経由)「県立病院前」下車。
- すまいるバス 東~北東ルート(城東・日之出方面)「県立病院口」下車。
- えちぜん鉄道
- 北陸自動車道 福井ICより、国道158号西行で「西方」交差点から国道8号北行に入り「円山小学校」交差点を西へ折れ、約300 mの突き当たりを北へすぐ。約4.5km。
脚注
出典
外部リンク
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専用機運航 | |
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防災ヘリの ドクターヘリ的運航 | |
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民間救急ヘリ | |
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