赤石 浩一(あかいし こういち、1962年〈昭和37年〉11月23日 - )は、日本の経産官僚。
来歴
1962年(昭和37年)11月23日、東京都で出生[2][3]。当初は物理学者を志望していたが、政策立案に携わる仕事を志して[10]、1985年(昭和60年)に東京大学法学部を卒業し[11]、同年、通商産業省へ入省した[12]。入省後、資源エネルギー庁省エネルギー石油代替エネルギー対策課、科学技術庁長官官房総務課、産業政策局商務流通グループ商務室を経て[13]、1992年(平成4年)にハーバード大学へ留学[13]。帰国後、資源エネルギー庁政策企画官、資源エネルギー庁長官官房国際課企画官(国際戦略担当)、経済産業研究所フェロー、資源エネルギー庁エネルギー政策企画室長、通商政策局米州課長、JETROブリュッセルセンター(日本機械輸出組合ブラッセル事務所)事務所長、商務情報政策局情報政策課長、経済産業省大臣官房会計課長併監査室長、内閣官房副長官補室日本経済再生総合事務局次長、経済産業省大臣官房審議官(通商政策局担当)、内閣官房内閣審議官(内閣官房副長官補付)併内閣府大臣官房審議官(科学技術・イノベーション担当)などを歴任[11][12][13]。
立地政策、石油代替エネルギー政策、科学技術政策 、商品取引政策、自由時間政策、世界貿易機関、アジア太平洋経済協力、サービス産業などを担当した[12]他、インターネット黎明期にインターネットビジネスを立ち上げて海外とのネットワーク形成に関わり、医療情報のデジタル化等に携わった[14][15]。また、小泉政権下における経済産業省内のIT本部創設、民主党政権下における経済産業省の情報政策全般の総括を担い[14]、第2次安倍政権下ではアベノミクスの第三の柱を担当[14]。デジタル化へ向けた全般的な構造改革を打ち出し、日本・オーストラリア経済連携協定の交渉などをまとめた[14]。
2018年(平成30年)7月27日、内閣府政策統括官(科学技術・イノベーション担当)に就任[8]。在任中、ソサエティー5.0、AI戦略、スマートシティプラットフォーム、セキュリティを含んだサイバーフィジカルR&D等を推進した[15]。
2019年(令和元年)7月9日、内閣官房内閣審議官に就任[7]。
2021年(令和3年)4月1日、内閣府科学技術・イノベーション推進事務局長に就任[6]。同年9月1日、デジタル庁デジタル審議官に就任[4]。
2023年(令和5年)7月7日、退職[5]。
人物
脚注
出典
参考文献
- 『政官要覧 令和4年春号』政官要覧社、2022年1月27日。
官職
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先代 新設
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デジタル庁デジタル審議官 2021年 - 2023年
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次代 二宮清治
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先代 新設
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内閣府科学技術・イノベーション推進事務局長 2021年
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次代 松尾泰樹
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先代 山脇良雄
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内閣府政策統括官(科学技術・イノベーション担当) 2018年 - 2019年
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次代 松尾泰樹
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