Nakajin(なかじん、1985年〈昭和60年〉10月22日 - )は、日本のミュージシャン。旧称・本名は中島真一(なかしましんいち)。4人組ロックバンド・SEKAI NO OWARIのメンバー。東京都大田区出身。
概要
幼稚園から小学生までピアノを習っていた[1]。
中学1年生の時にゆずの影響で、物置の中にあった父のアコースティック・ギターを始める。『ゆずえん』の教則本を購入してチューニングやコードを学んでいった。最初に弾けるようになった楽曲は、ゆずの「友達の唄」で、当時はギタリストというより弾き語りに魅了されていた[2]。
國學院高等学校[3]進学後はオフスプリング、グリーン・デイ、ブリンク 182、Hi-STANDARD、SNAIL RAMPなどのメロコアを聴き、エレクトリックギターを始める。特にHi-STANDARDのギタリストである横山健に憧れていた。隣人の母方の叔母が所有していたフェンダー・ジャガーを借りて練習、後に叔母の都合で1987年製のフェンダー・テレキャスターと交換する[注 1][2]。
2007年に大鳥居club EARTHを開館し結成されたSEKAI NO OWARIではリーダーを務め、ギター、作詞、作曲、編曲、サウンドプロデュースを担当している。レコーディングではギターの他、楽曲によってはコーラス、ベース、シンセサイザー、プログラミング、パーカッション、マンドリン、バンジョー、ブズーキ、カリンバ、三味線、グロッケンシュピールも演奏しているマルチプレイヤーである。また、「TONIGHT」「炎の戦士」「Goodbye」「ドッペルゲンガー」「カレイドスコープ」「正夢」ではリードボーカルも担当している。
ギタリストとしてよりも楽曲至上主義の考え方を持っている。初期の頃はギターを何とか差し込んで自身の居場所を作ろうとする気持ちが強かったが、中期以降はギターを求めていない楽曲に無理矢理入れようとしなくなったという。ギターを入れることで曲が際立つのならば入れるが、中途半端な気持ちで何となく入れるのはやめようと思ったという。例として「夜桜」と「千夜一夜物語」では両曲を編曲した斎藤ネコの世界観を重視した上でレコーディングで楽器を演奏していない[4]。
人物
- 2013年のアリーナツアー「TOUR 2013 『ENTERTAINMENT』」以降、Fukaseに代わりSEKAI NO OWARIのリーダーを務めている[5]。
- 性格はSaori曰く「真面目でストイック」。2011年の目標に「休まない」と掲げていた。
- ラジオが大好きで、中学生のときに自分の部屋を与えられてから部屋ではラジオをつけていることが多い[6]。
- アマチュア無線の資格を持っている[要出典]。
- 小学校・中学校で野球部、高校と大学ではバレーボール部に所属していた[7]。
- 塾講師として5年間のバイト経験があるが、バンド活動を優先するため時間の融通がきくパン屋に変えたという。
- 女性アイドルグループprediaの村上瑠美奈は塾講師時代の教え子である[8][9]。
- メンバー1の綺麗好きである。
- 好きな食べ物はラーメン[10]。ラーメン好きが高じて、2013年以降の東京ラーメンショーにトークゲストとして出演している[10]。
- 2017年1月12日、一般女性との婚約を発表。2019年4月29日に第1子誕生を発表[11][12]。2023年12月14日、第2子女児の誕生を報告[13]。
- 2019年4月6日の「The Colors」長野公演のMCにて本名が「なかじま」ではなく「なかしま」であると公表した。
使用機材
エレクトリック・ギター
アコースティック・ギター
提供楽曲
参加楽曲
脚注
注釈
出典
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自主制作 | |
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ライブ・ツアー | |
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関連項目 | |
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カテゴリ |