イアン・マクレガン(Ian McLagan, 1945年5月12日 - 2014年12月3日)は、イングランドのロック・ミュージシャン、キーボード奏者。
略歴
イングランド・ミドルセックス州ハウンズローの出身。スモール・フェイセス(1965年 - 1969年)およびフェイセズ(1970年 - 1975年)のメンバーとして名を馳せた。
フェイセズ解散後はBump Bandを率いて活動した。またセッション・ミュージシャンとしても有名になり、ボブ・ディラン、レニー・クラヴィッツ、ブルース・スプリングスティーンなどとのセッションで多くのクレジットがある。
フェイセズの「ステイ・ウィズ・ミー」とローリング・ストーンズの「ミス・ユー」では、ワーリッツァー社の電子ピアノ(Wurlitzer Electronic Piano)を駆使して彼独特の演奏を披露した。
1990年、スモール・フェイセスとフェイセズの同僚だったロニー・レーンが病を押して日本で行なったライブ・ツアーに同行。既に車椅子から立ち上がれない程に病魔に冒されていた彼を支えた。
2006年8月2日、妻キム(キム・マクレガン(英語版))が彼等の住むアメリカ合衆国テキサス州オースティンの近郊で自動車運転中、交通事故により57歳で死亡[注釈 1]。
2014年12月3日、脳卒中の合併症によりテキサス州オースティンにて死去[2][3]。享年69歳。
ディスコグラフィ
- トラブルメイカー - Trouble Maker (1979)
- バンプ・イン・ザ・ナイト - Bump In The Night (1981)
- Last Chance To Dance - Last Chance To Dance (1985)米国のみ発売のミニLP
- Best Of British - Best Of British (2000)Ian McLagan & The Bump Band名義
- RISE & SHINE (2004)Ian McLagan & The Bump Band名義
脚注
注釈
- ^ 彼女は車で出勤中に、携帯電話に一瞬気を取られて赤信号を見落として交差点に進入してしまい、トラックと衝突して即死した。彼女の元夫はザ・フーのドラマーだったキース・ムーンである。
出典
引用文献
- Jones, Kenney (2019). Let The Good Times Roll. London: Blink Publishing. ISBN 9781911600664
外部リンク
|
---|
|
旧メンバー | |
---|
代表曲 | |
---|
アルバム |
UK スタジオ・アルバム (1964–1967) | |
---|
US スタジオ・アルバム (1964–1967) | |
---|
スタジオ・アルバム (1967–現在) | |
---|
UK コンパクト盤 | |
---|
ライブ・アルバム | |
---|
コンピレーション | |
---|
アブコ編集盤 | |
---|
デッカ編集盤 | |
---|
その他のアルバム | |
---|
|
---|
映像作品 | |
---|
ライブ・ツアー | |
---|
マネージャー | |
---|
プロデューサー | |
---|
外部ミュージシャン | |
---|
関連人物 | |
---|
関連項目 | |
---|
カテゴリ |