ターフィー(ラテン文字表記:Turfy)は、日本中央競馬会(JRA)のイメージキャラクター。本項では、初代と2代目のターフィー☆50について解説する。
初代
1989年から2003年まで採用。アメリカ合衆国・元ディズニーのデザイナー、C・ロバート・ムーア(ボブ・ムーア)による製作(ほかの作品にホーマーホーク・イーグルサムなど)。愛称は一般公募され、集まった20,822通、約7,700の名称のなかから[1]、1989年9月に「ターフィー」と決定した[2]。
2代目
株式会社サンリオとの共同企画により製作。キャラクターデザインはハンギョドンやバッドばつ丸などを手がけた井上・ヒサトによる製作。2004年に日本中央競馬会が発足50周年を迎えるにあたり、従来のターフィーと交代する形でお披露目となった。2003年の最終開催日である12月28日(有馬記念当日)には、中山競馬場・中京競馬場・阪神競馬場の3場で先代ターフィーとの「引継式」も行われた。
登場当初は、先代と区別するために「ターフィー☆50」(ターフィーゴーマル)の名が使用されていたが、2006年からは「☆」以下を省いた現在のキャラクター名に変更されている。着ぐるみの胸部分に描かれている文字も同様に「TURFY」のみに変更された。
先代のターフィーは騎手を模した服装であったが、2代目は基本的に黄緑色のTシャツ一枚である。イラストやグッズでは騎手の格好をしたり、タキシード姿も描かれている。額にある白斑は「☆」印をかたどったものになっている[3]。
関連グッズはおもに各競馬場・場外勝馬投票券発売所(ウインズ)内のコーナーで販売されている。ハローキティのキティ・ホワイトと共演したグッズも存在する。
2006年10月に応援馬券の発売が導入された際には、期間限定として馬券の背景にターフィーの柄が印刷されていた[4](通常時は日本中央競馬会のロゴマークだけが印刷されている)。
また、全国10競馬場ごとのイメージに扮した「ご当地ターフィー」がある[5]。2018年にはウインズの所在地のイメージに扮した「ご当地ターフィー」が誕生し、人気投票コンテストも行われた[6]。
かつての声優は川上とも子。川上の死去後の後任は2016年現在も未決定である。
『いちご新聞』の読者投票企画「サンリオキャラクター大賞」にも参戦しており、初参戦の「サンリオキャラクター大賞2013」では6位の好成績を収めている[7]。なお、サンリオキャラクター大賞の特別企画である「これやります宣言」で、「10位以内なら競馬場にターフィーシートを作ってGIレースにみんなを招待をさせる」と宣言していたが[8]、見事10位以内にランクされたため、その公約は実施されることとなった[7][9]。
サンリオキャラクター大賞の2014年以降の総合順位では2014年は20位以下(Cグループ5位[10]、1stステージ敗退[11])、2015年は21位[12]2016年は25位[13](なでる投票25位[14])、2017年は40位である[15]。2018年以降より「ターフィー」はサンリオキャラクター大賞には参戦していない。
設定
※この設定は2004年当時のもの。
父は「ターフィーパパ」、母は「ターフィーママ」[3]。また、「ポニータ」という名のガールフレンドがいる[3]。
電車
脚注
外部リンク
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※▲はコラボレーションキャラクター。 | 1970年代 | |
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