ミナルディ・M197(Minardi M197)は、ミナルディが1997年のF1世界選手権参戦用に開発したフォーミュラ1カー。デザイナーはガブルエル・トレドッツィ。
概要
ドライバーはティレルから移籍の片山右京と、ドイツF3チャンピオンのヤルノ・トゥルーリで開幕を迎えたが、トゥルーリはシーズン途中でプロスト・グランプリに移籍し、後任はタルソ・マルケスがドライブした。
フォンドメタルがスポンサーとなりチームの予算はいくらか改善されたものの、ミナルディの車の性能は向上しなかった。ハートエンジンはパワー不足であったがチームをグリッド最後尾から救い出し、新たなブリヂストンタイヤは時折ティレルとの好勝負を演出した。
最高成績はトゥルーリが記録した2回の9位完走で、M197は選手権ポイントを得ることができなかった。
F1における全成績
(key) (太字はポールポジション)
参照