椎名 林檎 (しいな りんご、1978年 11月25日 - [ 3] )は、日本 のシンガーソングライター 。有限会社 黒猫堂 所属。レコードレーベルはEMI Records 。2004年 からはロック バンド ・東京事変 のボーカリスト としても活動している。
2009年 、平成20年度芸術選奨新人賞 (大衆芸能部門)受賞[ 4] 。2017年 12月、東京オリンピック の『4式典総合プランニングチーム』に選出[ 5] 。
アメリカ 最大の音楽レビューサイト「Rate Your Music 」では、J-Rock ジャンルにて最高評価を得ている[ 6] [ 7] 。
2000年 に弥吉淳二 と結婚[ 8] [ 9] 。一男をもうけ、2002年 に離婚した[ 9] 。
現時点で事実婚 状態にあるのは映像ディレクターの児玉裕一 [ 10] 。児玉との間に二児を儲けた。2024年現在、3人の子を持つ母である[ 11] 。
兄はシンガーソングライターの椎名純平 。伯父はイラストレーター 、ブックデザイナー の辰巳四郎 [ 12] [ 注 4] 。またその娘であるイラストレーターの藤森玲子とは従姉妹にあたる。
略歴
デビューまで
1978年、埼玉県 浦和市 (現・さいたま市 浦和区 )生まれ[ 13] [ 注 5] 。先天性食道閉鎖症 を抱えて生まれたため、生後すぐに新宿区 の慶應義塾大学病院 へ搬送され、2日間にわたる大手術を受ける[ 16] [ 17] 。外資系石油会社に勤める父親の転勤により2歳のとき静岡県 清水市 (現・静岡市 清水区 )に移住し、約10年間過ごす[ 16] [ 18] 。4歳のときに祖母に頼んでピアノを始める[ 16] 。1990年、小学6年生のときに父親が福岡支店の勤務となり、福岡県 福岡市 早良区 へ引越す[ 19] [ 16] [ 20] [ 21] [ 22] 。高校中退後のフリーター 時代までの約7年間を福岡で過ごす[ 22] 。幼少時から10年以上ピアノ とクラシック・バレエ を習っていたが、後述の通り生後まもなく手術を受けた際に体の左右均等に力が入らない後遺症 が残り、これが徐々に悪化したため断念したという[ 23] 。
福岡市立百道中学校 [ 24] 在学中に、友人とバンドを結成して学園祭 などで何度か演奏するも解散[ 25] 。体育祭では女子の応援団長を務めていた。女優 の山口紗弥加 は中学の1学年下の後輩[ 26] 。福岡県立筑前高等学校 [ 27] に進学すると軽音楽部 に入部、いくつものバンドをかけ持ちしてさまざまな楽器を担当する。軽音部のバンドはコピー・バンドが多かったため、洋楽 ・邦楽 問わずコピーばかりを演奏していたが、次第に自分で曲を作るようになる[ 28] 。そして学内だけでなく学外の友人ともバンドを組むようになり、ライブハウス でも演奏するようになる[ 29] 。
1994年 、高校1年生のときに第19回ホリプロタレントスカウトキャラバン 放課後の決選〜カラオケ・バトルロイヤル に出場[ 注 6] [ 注 7] 。
1995年 、高校2年生のときに『Marvelous Marble(マーベラス・マーブル)』というバンドで「第9回 TEENS' MUSIC FESTIVAL 」に出場[ 30] 。福岡地区で1位となり全国大会に進出、奨励賞を受賞する[ 31] 。このときのティーンズ大賞・文部大臣奨励賞(グランプリ )はaiko 。同年秋、RKBラジオ の家村裕之ディレクター の推薦で長崎歌謡祭 に出場し、ファイナリストとなっている[ 32] 。高校では学級委員を務め、成績も優秀だったが[ 27] 、高校2年の3学期が終わると同時に高校を中退[ 13] [ 33] 。ピザ 屋や警備員 などのバイトをしながらデモテープ を作る日々を送る[ 34] 。
1996年 、フリーター生活をしながら[ 13] 「The 5th MUSIC QUEST JAPAN 」の福岡大会にふたたびバンドで出場するが、大会関係者にソロ転向を勧められて決勝の「MUSIC QUEST JAPAN FINAL」には「椎名林檎」として出場[ 注 8] 、「ここでキスして。 」を歌って優秀賞を獲得している[ 36] 。地方予選の段階でいくつかのレーベルから声がかかり、その中から東芝EMI (現・ユニバーサルミュージック )を選んで契約する。また、この大会で同じく優秀賞を受賞したaikoやグランプリを受賞した谷口崇 とは音楽活動やプライベートを通じて交流するようになる[ 注 9] 。
1997年 の1月から3月までの間、知人の伝手を頼りイギリス で3か月間ホームステイ するが、その時にEMI本部のスタッフと衝突。これを機に思い悩んだ末、日本でのデビューを決意して帰国する[ 37] [ 38] 。
1998年 - 2003年:デビューからソロ活動休止まで
1998年
1999年
2000年
2001年
1月29日、自身のオフィシャルサイトで弥吉淳二との結婚と妊娠を発表[ 46] 。
3月28日、7枚目のシングル『真夜中は純潔 』発売[ 注 14] 。以降、出産のために一時活動を休止。
7月、男児を出産。
2002年
2003年
2004年 - 2007年:東京事変始動
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年 - 2012年:デビュー10周年から東京事変解散まで
2008年
2009年
3月6日、芸術選奨文部科学大臣新人賞 の大衆芸能部門に選ばれる[ 4] 。
3月11日、DVD『Ringo EXPO 08 』を発売。
5月2日と3日に開催された亀田誠治 総指揮によるライブイベント「亀の恩返し」の1日目に出演[ 50] 。
5月27日、純粋なソロ名義としては約5年半ぶりのシングル『ありあまる富 』を発売。この楽曲はTBS 系列のテレビドラマ『スマイル 』の制作スタッフからの依頼と要望を受け、ドラマのために書き下ろされたもので、ソロ名義での連続ドラマのタイアップはこれが初である[ 51] 。
6月24日、約6年4ヶ月ぶりに4作目のオリジナル・アルバム『三文ゴシップ 』を発売[ 52] 。オリコンアルバムチャート初登場1位を獲得[ 53] 。このアルバム収録の「二人ぼっち時間」は、6月放送の『みんなのうた 』で放送された。
11月、江崎グリコ の「ウォータリングキスミント」のイメージキャラクター に選ばれ、11月17日からは本人出演のCM の放送も開始された。椎名がCM出演するのはこれが初である[ 54] 。CMソング には東京事変 の楽曲が採用され、それぞれ採用順に「能動的三分間 」・「勝ち戦」・「ドーパミント!」・「空が鳴っている 」が起用された。特に、第1弾CM内でムーンウォークを披露したシーンは大きな話題を呼び、のちに「能動的三分間」をシングル曲として発表した際、椎名本人がCM同様に同曲のミュージックビデオの映像中でムーンウォークを披露している。
2011年
2012年
2013年 – 現在:デビュー15周年
2013年
2014年
2月13日から16日にかけて東京劇術劇場シアターイーストで上演された野田秀樹 作の一人芝居『ガラスの国のティンカーベル』に劇中曲を提供。
5月27日、初のセルフカバー・アルバム『逆輸入 〜港湾局〜 』を発売。
6月11日、14枚目のシングルとして『NIPPON 』を発売。本楽曲は2014年度NHK サッカー中継のテーマソングとして書き下ろされた。
11月5日、約5年半ぶりとなるオリジナル・アルバム『日出処 』を発売。それに先駆けてアルバム収録曲「ありきたりな女」を10月1日に先行配信。
11月29日から12月21日まで、アリーナ ツアー 「林檎博'14 -年女の逆襲-」を開催[ 55] 。
12月31日、第65回NHK紅白歌合戦 に2度目の出場。
2015年
2016年
2017年
2018年
2019年
人物
埼玉 生まれ、静岡 ・福岡 育ち。血液型 はO型 。「椎名林檎」としてのプロフィール上は音楽活動を始めた福岡の出身となっている[ 19] 。生後まもなく先天性食道閉鎖症 と診断されて手術 を受けたが、この際に右の肩甲骨付近にメスを入れられた影響で左右のバランスが取れない障害が残り、のちに始めたピアノ とクラシックバレエ を途中で断念せざるを得ない原因になったという。
「椎名林檎」という芸名は高校生のとき、「ここでキスして。 」「ギブス 」「茜さす帰路照らされど… 」「虚言症」などの作品を初めてJASRAC へ著作者登録をする際に筆名が必要となり、あくまで一時的なつもりで使用したのが始まり。なぜ「林檎」と命名したかについては、自身のバンド活動もドラマーから始まったということもあってビートルズ のドラマーだったリンゴ・スター の名前を借用したと語っている[ 12] 。また名前が人の名前とは思えない、物体そのものを表すものだということについては、漫画家の吉田戦車 のペンネーム からの影響があると語っている[ 75] 。もともとの由来は、子供のころはかなりの恥ずかしがり屋で、学校で先生に指されるとすぐほっぺたが真っ赤になってしまっていたから[ 76] 。
歌詞に旧仮名遣い や旧字体 を使用することから読書家だと思われることも多いが実はそうでもなく、本人曰く「よく読んでいるのは辞書 」とのこと[ 77] 。近年では音楽番組に出演した際に歌詞のテロップが縦書きのシネマフォント で表示されていることが多い。
デビューからしばらくの間標榜していた「新宿系」については、「取材などで常に『(ジャンルは)何系?』と聞かれるのが面倒くさいので口から出まかせを言った」[ 78] などと答え、またその定義についても「本当は意味などなかったが何か理由づけしないと相手に悪いと思って聞かれたことに対して一生懸命答えたのだろう」[ 79] と明かしている。
トレードマーク だった左の口元のほくろ については、「小学校時代に女優の沢口靖子 やマドンナ のように口元にほくろのある女性に憧れてペンで書いていたら本物になった」という噂を本人が肯定しており、また2003年に手術で除去したもののその後ふたたび近い場所に新しいほくろが出来てしまったとも語っている[ 12] [ 47] 。
デビュー当時からすでにシーナ・リンゴ名義で広末涼子 やともさかりえ に楽曲提供を行っている(別項 参照)。
吉岡里帆 のラジオにゲスト出演した際、「鶏と蛇と豚 」のPVについて、「(制作した)児玉監督は主人」であると自ら明かした。さらに、「独自の視点で提案してくれる。半分はケンカするが、半分は凄い凄いと言ってるから離婚しないでいる」と語っている[ 10] 。
デビューまでの経緯
東芝EMIの制作ディレクターだった篠木雅博 [ 注 16] が九州エリアの宣伝マンの熱心な推薦とレコード会社内でマネジメントができるという理由によって契約を決め、実績のある外部ディレクターに楽曲制作の現場を任せることにした。しかし作品の大幅な手直しが必要だとするディレクターとそれを断固として拒否する椎名が激しく対立し、その体制は断念せざるを得なかった。作品に強烈な違和感を感じた篠木自身もディレクターと同意見だったが、年配者に受け入れられなかった吉田拓郎 などの前例を踏まえ、それまで経験したことがないほどの違和感は大化けの予兆かもしれないとも思った。椎名の個性を生かすには旧来のディレクションは無視して自由にやらせるしかないと考えた篠木は、アレンジャーとしてベーシストの亀田誠治 を紹介してすべてをその2人の作業に委ねた[ 81] [ 82] 。
休業
2001年からの休業は一般的には産休 だと思われていたが、実際は引退して家庭に入ろうとしていた。しかし契約やその他諸々の義務を果たすためにカバーアルバムを出したところ、周囲から音楽活動の継続を求められることになった。だが当人はそのままでは続けるモチベーションが見いだせなかったため、バンド・東京事変 を結成することにした。未知の相手と仕事をすることである程度の縛りを自分に与えるためであった[ 83] 。
その当時、海外 リリースの話も来ていてヴァージン・レコード のレーベルにも呼ばれたが、自分自身はやめようと思っているのに周りの人々が熱を帯びていく様子がいたたまれなかったという。ヴァージンのスタッフらは彼女がやっていることをストレートに受け取ってくれたが、当時の日本の状況ではどんな曲を作っても深読みされたり意図しない方向に受け取られたりしたため、それらのことに疲れて果てたのがやめようと思っていた理由であった[ 83] 。
リオ五輪閉会式フラッグハンドオーバーセレモニー
2016年のリオデジャネイロオリンピック /パラリンピック において、フラッグハンドオーバーセレモニー (以下、FHO)のクリエイティブスーパーバイザーと音楽監督を務める。2015年末に電通 のFHO制作チームのクリエイティブスーパーバイザーである佐々木宏 から仕事を手伝ってほしいという話があり、まずは児玉裕一 監督を推薦した。年を越す前に自身も佐々木の相談相手のような立場で参加することが決まり、それならばMIKIKO や真鍋大度 も呼びたいとリクエストしてそれが認められた。しかし2016年の6月前後までIOC(国際オリンピック委員会 )との間でプロットの擦り合わせが続き、音楽監督としての仕事は初夏まで何もできていなかった。使用楽曲については、オリンピックの方では土壇場で許可申請が却下されるなどした一方、パラリンピックの方ではある程度自由に行うことができた[ 84] 。
2017年12月、東京2020 開会式・閉会式 4式典総合プランニングチーム に就任。
交友関係
ともさかりえとはお互いが独身の時から交流があり、現在は会えば子供の話や子供の進路についてなどを語り合うママ友 の関係である[ 85] 。
音楽性
ボーカリストとしてはロックンロール からジャズ 、ヒップホップ までこなすジャンルを問わない柔軟さを持ち、それ以外にもギターや鍵盤などの各種楽器の演奏や作編曲までこなすなど、音楽家として高度な汎用性を誇る[ 86] 。
J-POP よりも阿久悠 やなかにし礼 のような職業作詞家たちが書いていた昭和 の歌謡曲 に慣れ親しんできたせいか、「歌には上手い下手などなくて『歌になっているかなっていないか』があるだけなのではないか」と思っている[ 87] 。
作家としては宇崎竜童 ・阿木燿子 夫妻のコンビに憧れており、その二人の形を1人2役でこなすのが一生の夢だという[ 87] 。
井上陽水 、チューリップ 、海援隊 、甲斐バンド らを見出した元RKB毎日放送 の音楽プロデューサー野見山實[ 注 17] は、デビュー前の椎名の詩集を見てその発想と着眼点、展開が凡人とは異なると感じ、曲については作品の中にジャズ やシャンソン などを取り入れた同年代の若い作家にはあまり例をみない発想があると評している[ 19] 。
楽曲制作
作曲について、自身では「自分は旋律 (メロディ)と和声 (ハーモニー)の関係性にこそ常に関心を持つべきだ」と思っている。アレンジが違っても成立するよう、例えばスーパー などでかかるMIDI 音源のインスト のようにまっさらな状態で聴いたときにいかに光るものを書いておくかが自分にとっては大事だと思っているため、ビート や音色 に触発されてサウンド の方から組み立てていくアプローチは極力しないようにしている。デモ を作る段階で編成のボリュームを決め込むため、レコーディングでそれを生楽器に置き換えたときにそれぞれのプレイヤーからのプラスアルファによって元の音数が減ることはあっても増えることはほとんどない。しかしあまり細かい部分まで決め込んでしまうとプレイヤーの演奏を縛ってしまうので、デモの段階では最低限のものを渡している。とはいえ、皆フレーズ やリフ はデモのままやってくれることが多いという[ 88] 。
作詞の際は、まず曲のイメージを損なわない英語で仮の歌詞を書いてからデモを作り[ 注 18] 、そのあとでメロディと母音 や子音 との関係性で英語詞にするか日本語詞にするかを決める。歌詞は「思いつくのではなくあとから当てはめて行くという感じ」と述べている[ 89] [ 90] 。
音楽的ルーツ
クラシック が好きでジャズ やポピュラー・ミュージック への造詣も深い父親と古い歌謡曲 が好きでバレエ 経験のある母親の間に生まれ、音楽的な環境に恵まれた家庭に育つ[ 91] 。音楽的原体験はドビュッシー のピアノ 曲[ 92] 。バレエ やピアノを習っていた影響で幼少期にはクラシック音楽 を好んでいたが、ピアノ曲以外はあまり好きではなく、管弦楽曲 でもバレエ音楽ばかりを聞いていた[ 92] 。クラシック以外ではアストル・ピアソラ やマイルス・デイヴィス を聴くことが多かった[ 93] 。歌のある曲にはほとんど興味がなかったが、父親の影響でザ・ピーナッツ は好きだった[ 92] [ 94] 。小学生の頃は、映画『風の谷のナウシカ 』のサウンドトラック や母親の好きだった五輪真弓 、太田裕美 、朱里エイコ 、大塚博堂 、寺尾聰 、来生たかお 、ペドロ&カプリシャス 、長谷川きよし [ 注 19] のような古い歌謡曲 、そして父親の好きだった渡辺貞夫 やビリー・ジョエル およびニーナ・シモン 、サラ・ボーン 、エラ・フィッツジェラルド などの女性ジャズ・ボーカリストを好んで聞いていた[ 92] [ 95] [ 96] [ 97] 。中学生になると、兄の影響でモータウン やソウル・ミュージック 、R&B などのブラック・ミュージック に傾倒するようになり(フェイバリット・アーティストはマーヴィン・ゲイ )、邦楽をまったく聞かなくなった[ 96] 。高校に進むとBLANKEY JET CITY やエレファントカシマシ をきっかけに日本語の歌詞を受け入れてふたたび邦楽も聞くようになり、洋楽ではレディオヘッド やビョーク を聞いていた[ 98] 。セックス・ピストルズ には音よりもビデオなど映像の方で影響を受け、音として多く聴いていたのはレッド・ホット・チリ・ペッパーズ やレイジ・アゲインスト・ザ・マシーン 、パール・ジャム など[ 98] 。高校を辞めた後は感覚が昔に戻ったのか、改めてトッド・ラングレン やレッド・ツェッペリン 、ビートルズ などを聞き直していた[ 98] 。
BLANKEY JET CITY 、SHERBETS のボーカル、ソングライターである浅井健一 の大ファンであり、様々な面で大きな影響を受けたことを公言している[ 99] 。また、椎名の楽曲である「丸ノ内サディスティック 」の歌詞に登場するベンジーとは浅井健一の愛称である[ 100] 。
ナンバーガール やそのソングライターである向井秀徳 から受けた音楽的な影響の大きさについて頻繁に公言している[ 101] [ 95] 。
ボーカリストとしてはフェアーグラウンド・アトラクション のエディ・リーダーに憧れていたが、声質がまるで異なることを自覚していたので、同様に好んで聞いていたジャニス・イアン を目指すことにした[ 77] [ 94] 。またデビュー当時、和製アラニス・モリセット とよく言われたが、本人としてはクランベリーズ のドロレス・オリオーダン のイメージだった[ 注 20] 。
ディスコグラフィ
シングル
再発盤は割愛。
2016年以降は、主に配信にてシングルをリリースしている。
配信限定シングル
アルバム
フル・アルバム
発売日
タイトル
規格品番
最高位[ 102] [ 103]
1st
1999年2月24日
無罪モラトリアム
TOCT-24065(CD) TOJT-24065(LP)
2位
2nd
2000年3月31日
勝訴ストリップ
TOCT-24321(CD) TOJT-24320/1(LP)
1位
3rd
2003年2月23日
加爾基 精液 栗ノ花
TOCT-24942(CCCD) TOJT-25152/3(LP) TOCT-26578(CD)
コラボレーション
2007年2月21日
平成風俗 [ 注 27]
TOCT-26211(初回限定盤) TOCT-26210(通常盤) TOJT-26210/1(LP)
4th
2009年6月24日
三文ゴシップ
TOCT-26840
5th
2014年11月5日
日出処
TYCT-69069(初回盤A) TYCT-69070(初回盤B) TYCT-60053(通常盤)
3位
6th
2019年5月27日
三毒史
UPCH-29327(初回盤) UPCH-20513(通常盤) UPJH-20012/3(LP)
2位
7th
2024年5月29日
放生会
UPCH-29472(初回盤) UPCH-20671(通常盤)
その他のアルバム
発売日
タイトル
規格品番
最高位[ 102]
カヴァー
2002年5月27日
唄ひ手冥利〜其ノ壱〜
TOCT-24780/1
1位
B面集
2008年7月2日
私と放電
TOCT-26574/5(初回限定盤) TOCT-26576/7(通常盤)
4位
EP
2009年8月26日
サタデーナイト・ゴシップ
TOJT-26840
100位
コラボベスト
2013年11月13日
浮き名
TYCT-69005(初回限定仕様盤) TYCT-60008(通常盤)
5位
ライヴベスト
蜜月抄
TYCT-69006(初回限定仕様盤) TYCT-60009(通常盤)
6位
セルフカヴァー
2014年5月27日
逆輸入 〜港湾局〜
TYCT-69017(初回限定盤) TYCT-60035(通常盤)
3位
2017年12月6日
逆輸入 〜航空局〜
UPCH-29274(初回限定生産盤) UPCH-20468(通常盤) UPJH-20009(LP)
トリビュート
2018年5月23日
アダムとイヴの林檎
UPCH-20485
6位[ 104]
ベスト
2019年11月13日
ニュートンの林檎 〜初めてのベスト盤〜
UPCH-29348/9(初回限定生産盤) UPCH-20535/6(通常盤)
1位
リミックス
2022年11月30日 2023年1月11月[ 注 28]
百薬の長
PDCN-1935(UNIVERSAL MUSIC STORE限定盤) UPCH-20640(通常盤)
8位
映像作品
ボックス・セット
番号
発売日
タイトル
規格品番
1
2008年11月25日
MoRA
TOCT-26761/4(CD) TOBF-5601/5606(DVD)
2
2013年11月13日
LiVE
TYXN-19001
参加作品
他アーティストの作品
アーティスト
発売日
収録
楽曲
参加内容
谷口崇
1998年12月18日
becoming
「becoming」
コーラス
「Rock & Hammer」
ハートバザール
1999年1月30日
バオバブ
「白い夢」
ピアノ
椎名純平
2002年5月27日
discover
「WHERE IS THE LOVE 」
デュエット
ZAZEN BOYS
2004年9月1日
ZAZEN BOYS II
「CRAZY DAYS CRAZY FEELING」
コーラス
「安眠棒」
「You make me feel so bad」
MO'SOME TONEBENDER
2005年12月7日
Rockin' Luuula
「ロッキンルーラ」
ピアノ、コーラス
「マッシュポテト・ブギー」
カズー
浅井健一
2006年7月12日
危険すぎる
「危険すぎる」
コーラス
マボロシ featuring 椎名林檎
2006年7月12日
マボロシのシ
「あまいやまい」
ボーカル、作詞曲
SOIL&"PIMP"SESSIONS
2009年9月16日
6
「MY FOOLISH HEART 〜crazy on earth〜」
ボーカル、作詞
レキシ featuring Deyonná
2011年3月16日
レキツ
「きらきら武士 」
ボーカル(Deyonnáとして参加)
TOWA TEI
2013年7月10日
LUCKY
「APPLE」
ボーカル
冨田ラボ featuring 椎名林檎
2013年10月23日
Joyous
「やさしい哲学」
ボーカル、作詞
冨田ラボ featuring 原由子、横山剣、椎名林檎、さかいゆう
「都会の夜 わたしの街」
ボーカル
「この世は不思議」
ボーカル
ホセ・ジェイムズ featuring 椎名林檎
2014年6月4日
While You Were Sleeping
「明日の人」
ボーカル、作詞
宇多田ヒカル featuring 椎名林檎
2016年9月28日
Fantôme
「二時間だけのバカンス」
ボーカル
millennium parade × 椎名林檎
2023年5月27日
W●RK/2◯45
「W●RK」
ボーカル、作詞[ 注 29]
「2◯45」
ボーカル、作詞
加藤ミリヤ ×椎名林檎
2024年10月23日
-
「愛楽」
ボーカル
トリビュート・アルバム
オムニバス・アルバム
発売日
収録
楽曲
2004年4月23日
OUR LAST DAY-CASSHERN OFFICIAL ALBUM- (映画「CASSHERN 」公式アルバム)
「茎(ステム) 」
2008年5月21日
First Kiss-15 Special Love Songs
「ここでキスして。 」
2009年3月4日
ⅰ〜ずっと、ずっと、愛してる〜
「ギブス 」
2009年10月7日
GIRLY ROCK BABY★★★
「幸福論 」
カバー曲
ただし、カバーアルバム『唄ひ手冥利〜其ノ壱〜 』の収録曲は割愛
提供曲・プロデュース
劇伴など
音楽を担当。主題歌に「茎 (STEM) 〜大名遊ビ編〜 」を提供。
音楽監督。主題歌に「カリソメ乙女(DEATH JAZZ ver.) 」、エンディングテーマに「この世の限り 」を提供した他、全劇中音楽を担当。
挿入歌として「玉手箱」を提供。
テーマ音楽に「Between Today and Tomorrow 」を提供。
野田秀樹 NODA MAP 第17回公演『エッグ』 (2012年9月 - 10月)
音楽を担当。劇中曲全8曲を収録したアルバム『毒苺 』も発売された。
舞台『障子の国のティンカーベル』 (2014年2月13日 - 16日)
野田秀樹作の一人芝居に劇中曲を提供。
イメージキャラクターの高畑充希 が歌うCMソング の詞曲を担当[ 注 31] 。
『逆輸入 〜航空局〜 』に歌詞が書き換えられメロディも追加されたセルフカバー曲「人生は夢だらけ 」を収録。タイアップは後述 。
舞台『宝飾時計 』 (2023年1月9日 - 2月26日、東京他41公演)
テーマ曲に「青春の続き 」(歌唱:高畑充希)を提供[ 109] 。
未音源化曲
1999年に行われた学園祭ツアー『学舎エクスタシー 』で披露された曲。ライブMCで椎名は、当時所属していた事務所「ソリッドボンド 」の社長に向けて書いた曲と発言している。
2007年に上演されたコクーン歌舞伎 『三人吉三 』挿入曲。
小学2年生(7歳)の頃に友人と一緒に作った曲で、処女作。2008年の10周年ライブ『椎名林檎 (生)林檎博'08 〜10周年記念祭〜 』で披露された。
ユニクロ 「カーブパンツ」CMソング。
タイアップ一覧
東京事変のタイアップは「東京事変#タイアップ一覧 」を参照
ライブ
開催年
タイトル
会場・備考[ 116]
1999年
椎名林檎 実演ツアー 先攻エクスタシー
6公演
1999.04.01 福岡DRUM LOGOS
1999.04.02 心斎橋CLUB QUATTRO
1999.04.04 名古屋CLUB QUATTRO
1999.04.05 金沢AZ
1999.04.09 渋谷CLUB QUATTRO
1999.04.16 仙台ビーブベースメントシアター
1999年
椎名林檎 実演ツアー 学舎エクスタシー
5公演
1999.11.02 東海大学 代々木キャンパス
1999.11.07 昭和女子大学 人見記念講堂
1999.11.12 西南学院大学
1999.11.13 金沢AZ
1999.11.18 立命館大学 立命館朱雀キャンパス
2000年
椎名林檎 実演ツアー 下剋上エクスタシー
16公演
2000.04.17 栃木県総合文化センター
2000.04.20 石川厚生年金会館
2000.04.24 新潟県民会館
2000.04.26 NHKホール★
2000.04.28 渋谷公会堂
2000.05.03 渋谷公会堂
2000.05.13 広島郵便貯金ホール
2000.05.15 鹿児島市民文化ホール
2000.05.18 長崎ブリックホール
2000.05.22 高松市民会館
2000.05.24 大阪厚生年金会館
2000.05.27 仙台サンプラザ ホール
2000.05.31 福岡サンパレス
2000.06.02 名古屋市公会堂
2000.06.05 北海道厚生年金会館
2000.06.07 盛岡市民文化ホール
2000年
発育ステータス 御起立ジャポン
4公演
2000.06.27 福岡DRUM LOGOS
2000.06.29 広島ナミキジャンクション
2000.07.04 神戸チキンジョージ
2000.07.08 新宿LIQUIDROOM★
2000年
椎名林檎(稀)実演キューシュー 座禅エクスタシー
2003年
椎名林檎 実況生中継 賣笑 エクスタシー
2003年
椎名林檎 実演ツアー 雙六エクスタシー
11公演
2003.08.23 渋谷公会堂
2003.08.24 渋谷公会堂
2003.08.27 名古屋市民会館
2003.09.01 神戸国際会館こくさいホール
2003.09.03 京都会館 第一ホール
2003.09.09 函館市民会館
2003.09.16 福岡サンパレス
2003.09.17 福岡サンパレス
2003.09.21 沖縄コンベンションセンター 劇場
2003.09.27 日本武道館★
2005年
第1回林檎班大会 アダルト・オンリー
3公演
2005.12.13 恵比寿ザ・ガーデンホール
2005.12.20 代官山UNIT
2005.12.21 代官山UNIT★
2008年
椎名林檎(生)林檎博 '08 〜10周年記念祭〜
3公演
2008.11.28 さいたまスーパーアリーナ
2008.11.29 さいたまスーパーアリーナ
2008.11.30 さいたまスーパーアリーナ★
2013年
椎名林檎十五周年党大会 平成二十五年神山町大会
5公演
2013.11.18 Bunkamura オーチャードホール
2013.11.19 Bunkamura オーチャードホール
2013.11.20 Bunkamura オーチャードホール
2013.11.25 Bunkamura オーチャードホール
2013.11.26 Bunkamura オーチャードホール★
2014年
ちょっとしたレコ発2014
4公演
2014.05.26 横浜港大さん橋 国際旅客ターミナル 大さん橋ホール
2014.05.27 横浜港大さん橋 国際旅客ターミナル 大さん橋ホール★
2014.06.05 サンケイホールブリーゼ
2014.06.06 サンケイホールブリーゼ
2014年
椎名林檎(生)林檎博 '14 -年女の逆襲-
5公演
2014.11.29 さいたまスーパーアリーナ
2014.11.30 さいたまスーパーアリーナ
2014.12.09 大阪城ホール
2014.12.10 大阪城ホール★
2014.12.21 マリンメッセ福岡
2015年
椎名林檎と彼奴等がゆく 百鬼夜行2015
18公演
2015.10.14 オリンパスホール八王子
2015.10.15 オリンパスホール八王子
2015.10.26 フェスティバルホール
2015.10.27 フェスティバルホール
2015.11.06 NHKホール
2015.11.07 NHKホール
2015.11.12 名古屋国際会議場 センチュリーホール
2015.11.13 名古屋国際会議場 センチュリーホール
2015.11.19 新潟県民会館 大ホール
2015.11.25 仙台サンプラザ ホール
2015.11.30 福岡サンパレス
2015.12.01 福岡サンパレス
2015.12.08 神奈川県民ホール 大ホール
2015.12.09 神奈川県民ホール 大ホール★
2015.12.11 さっぽろ芸術文化の館 ニトリ文化ホール
2015.12.17 名古屋国際会館こくさいホール
2015.12.18 名古屋国際会館こくさいホール
2015.12.20 上野学園ホール
2018年
椎名林檎と彼奴等の居る真空地帯
23公演
2018.03.02 川口総合文化センターリリア メインホール
2018.03.07 カルッツかわさき ホール
2018.03.08 カルッツかわさき ホール
2018.03.15 仙台サンプラザ ホール
2018.03.16 宇都宮市文化会館 大ホール
2018.03.23 静岡市民文化会館 大ホール
2018.03.30 神戸国際会館こくさいホール
2018.03.31 神戸国際会館こくさいホール
2018.04.06 富山市芸術文化ホール オーバード・ホール
2018.04.08 新潟県民会館 大ホール
2018.04.13 さっぽろ芸術文化の館 ニトリ文化ホール
2018.04.16 フェスティバルホール
2018.04.17 フェスティバルホール
2018.04.20 東京国際フォーラム ホールA
2018.04.26 福岡サンパレス
2018.04.27 福岡サンパレス
2018.05.09 大宮ソニックシティ 大ホール
2018.05.11 名古屋国際会議場 センチュリーホール
2018.05.12 名古屋国際会議場 センチュリーホール
2018.05.16 NHKホール
2018.05.17 NHKホール★
2018.05.25上野学園ホール
2018.05.27 鹿児島市民文化ホール 第一
備考
アルバム『逆輸入 〜航空局〜 』を引っ提げて行われた。
ライブ・ビデオ『椎名林檎と彼奴等の居る真空地帯』
2018年
椎名林檎(生)林檎博 '18 -不惑の余裕-
8公演
2018.10.20 エコパアリーナ
2018.10.21 エコパアリーナ
2018.11.02 大阪城ホール
2018.11.03 大阪城ホール
2018.11.22 さいたまスーパーアリーナ
2018.11.24 さいたまスーパーアリーナ
2018.11.25 さいたまスーパーアリーナ★
2018.11.30 マリンメッセ福岡
備考
デビュー20周年を記念して行われた。
4年ぶりのアリーナツアー。
ライブ・ビデオ『(生)林檎博 '18 -不惑の余裕-』
2023年
椎名林檎と彼奴等と知る 諸行無常
22公演
2023.02.24 川口総合文化センターリリア
2023.03.01 福岡サンパレス&ホール
2023.03.02 福岡サンパレス&ホール
2023.03.07 仙台サンプラザホール
2023.03.08 仙台サンプラザホール
2023.03.13 Bunkamura オーチャードホール
2023.03.14 Bunkamura オーチャードホール
2023.03.15 Bunkamura オーチャードホール
2023.03.23 札幌文化芸術劇場hitaru
2023.03.24 札幌文化芸術劇場hitaru
2023.03.28 フェスティバルホール
2023.03.29 フェスティバルホール
2023.04.03 広島文化学園 HBGホール
2023.04.04 広島文化学園 HBGホール
2023.04.14 名古屋国際会議場 センチュリーホール
2023.04.15 名古屋国際会議場 センチュリーホール
2023.04.20 神戸国際会館こくさいホール
2023.04.21 神戸国際会館こくさいホール
2023.04.26 神奈川県民ホール
2023.04.27 神奈川県民ホール
2023.05.09 東京国際フォーラム ホールA
2023.05.10 東京国際フォーラム ホールA
出演
テレビ番組
他多数
ラジオ
一覧
椎名林檎の悦楽巡回(えつらくパトロール)(1998年10月 - 1999年3月、1999年4月 - 1999年6月、CROSS FM )
MUSIC VOICE という番組枠内で椎名がナビゲーター を務めていた番組。上記放送期間以外にも、「添い寝スペシャル」や「姫初めスペシャル」などというサブタイトルをつけて放送されたことがある。また、ゲストを迎えて放送された回がある。
回文の小径
リスナー から回文 を募集し、発表するというコーナー。椎名のフリーペーパー 『RAT』でも紹介された。
サウンドスケープ
毎週あるテーマをもとに話していくというコーナー。最終回にはリスナーと直接電話をするというものだった。
五文字熟語
姫始めスペシャルの際のプレゼント応募の条件として出されたものだったが、多数の応募があったため、添い寝スペシャルでコーナー化する。
ミュージックライン (2009年6月22日、NHK-FM )
Asahi SUPER DRY Access All Area 〜椎名林檎 リンリン生唾ラヂヲ〜(2001年4月8日、JFN )
椎名林檎特集。産休中のため本人出演はなく、事前に録音されたインタビューが流れた。
ウェブテレビ
蜜と毒と薬 〜椎名林檎医師とヒャダイン医師による所見〜(2019年5月27日、AbemaTV[ 120] )‐医師
ナレーション
武道館に桜が咲いた日 〜アンジェラ・アキ ライブ&ドキュメント〜(2007年3月18日、NHK総合)
坂東玉三郎の宇宙(2013年3月16日、WOWOWライブ )
立川談志特別番組『遺芸 立川談志』(2014年11月21日・25日・30日、衛星劇場 )[ 121]
テレビCM
ミュージック・ビデオ
その他
テレビドラマ『熱海の捜査官 』DVD/BD-BOX ※特典ディスクに三木聡 の対談相手として出演
NHK紅白歌合戦出場歴
東京事変 のボーカルとしても2回出場し、計10回出場。
使用機材
エレキギター
Duesenberg Starplayer II(カラー:Surf Green)
デビュー初期の多くの場面で使用されたエレキギター 。初のライブツアー「先攻エクスタシー 」、学園祭ツアー「学舎エクスタシー 」でメインギターとして使用されたほか、「幸福論 」や「ここでキスして。 」のミュージック・ビデオ でも使用されている。ボディがステッカー で装飾されており、「ディートリッヒ坊や」の愛称 で呼ばれる。ドイツ デューゼンバーグ 社製。現在は製造中止。
Duesenberg Starplayer TV(カラー:Silver Sparkle)
ライブツアー「下剋上エクスタシー 」、単発公演「(稀)実演キューシュー 座禅エクスタシー 」でメインギターとして使用されたほか、「Σ 」や「やっつけ仕事 」のミュージック・ビデオでも使用されている。また東京事変 の「群青日和 」のミュージック・ビデオや、ライブツアー「東京事変 live tour 2005"dynamite!" 」のサブギターとしても使用された。ドイツ デューセンバーグ社製。
Duesenberg Starplayer TV(カラー:Surf Green)
ライブツアー「下剋上エクスタシー」でサブギターとして用意されていたものの使用されなかったギター。東京事変の「仏だけ徒歩」のミュージック・ビデオで使用されている。ドイツ デューセンバーグ社製。
Duesenberg Starplayer TV(カラー:Gold / Black)
ライブツアー「雙六エクスタシー 」で使用されたギター。ボディ表面に金箔を使って黒 と金 の市松模様 が施されている。このギターはデビュー5周年の際にDuesenberg DSR-SR 椎名林檎モデル“市松” としても限定生産で発売された。また、東京事変の「車屋さん 」のミュージック・ビデオでも使用されている。ドイツ デューゼンバーグ社製。
Duesenberg V-Caster(カラー:Vintage White)
東京事変の「遭難 」のミュージック・ビデオ、ライブツアー「東京事変 live tour 2005"dynamite!"」でメインギターとして使用された。ドイツ デューゼンバーグ社製。
Duesenberg Rocket(カラー:Black & White)
東京事変のライブハウス ツアー「東京事変 live tour 2007 Spa & Treatment 」の一部の公演で使用された。
Rickenbacker 620(カラー:Jetglo)
アルバム『無罪モラトリアム 』収録曲の「丸ノ内サディスティック 」の歌詞に登場するギター。購入したのは曲が作られた後で、歌詞とは異なり御茶ノ水 ではなく大久保 の楽器屋で購入したとのこと。ライブツアー「先攻エクスタシー」、学園祭ツアー「学舎エクスタシー」、東京事変のツアー「“DOMESTIC!” Just can't help it. 」でサブギターとして使用されたほか、「ギブス 」や東京事変の「仏だけ徒歩」のミュージック・ビデオでも使用されている。上記の“Starplayer II”同様、ボディがステッカーで装飾されている。アメリカ リッケンバッカー 社製。
VOX Phantom(カラー:Red)
Gibson RD Artist(カラー:Natural)
浮雲 に紹介され購入したギター。東京事変のツアー「“DOMESTIC!” Just can't help it.」で初めて使用されて以降、現在までメインで使用されている。東京事変の『スポーツ 』収録曲「勝ち戦」、ソロでは「NIPPON 」のミュージック・ビデオでも使用されている。また、アルバム『日出処 』と『三毒史 』のジャケットにも使用されている。アメリカ ギブソン 社製。
「アイデンティティ 」のミュージック・ビデオで使用されているギター。アメリカ ギブソン社製。
もとはフェンダー 社のジャズマスター だったものであり、島村楽器店にて「是非林檎さんに弾いてもらいたい」と言われ貰ったギター。Sweet Love Shower '99 などで使用された。
アコースティックギター
東京事変のライブツアー「東京事変 live tour 2005"dynamite!"」、「東京事変 “DOMESTIC!”Just can't help it. 」で使用されたアコースティックギター 。
2009年5月放送のミュージックステーション で「ありあまる富 」を披露する際に使用されたアコースティックギター。
東京事変のツアー「東京事変 Live Tour 2011 Discovery 」で使用されたアコースティックギター。「カーネーション 」の演奏で使用され、第62回NHK紅白歌合戦 出演時にも使用された。
東京事変のライブツアー「東京事変 Live Tour 2011 Discovery」で使用されたアコースティックギター。
エレキベース
Danelectro LONGHORN BASS(カラー:AQUA BURST)
ライブハウスツアー「御起立ジャポン 」で使用されたエレキベース 。アメリカ ダンエレクトロ 社製。
アンプ
Orange Rockerverb
Orange PPC412
マイクロフォン
AKG Elle C(カラー:White)
AKG LC
上記2種は「テレビ朝日ドリームフェスティバル2011 」以降のコンサートやテレビ出演時に使用しているコンデンサー・マイク 。また東京事変の楽曲「ただならぬ関係 」、「永遠の不在証明 」、「赤の同盟 」のミュージック・ビデオではElle Cが、「NIPPON 」、「至上の人生 」、「どん底まで 」ではLCが使用されている。オーストリア AKG社製。現在は製造中止。
主なバックバンド
名前が与えられているもの
レコーディング
絶倫ヘクトパスカル(1998年 - 1999年)
アルバム『無罪モラトリアム 』レコーディングの際のバンド。ライブのバックバンドとしてもイベントなどに何度か出演している。
絶叫ソルフェージュ(1999年)
アルバム『無罪モラトリアム』レコーディングの際のバンド。
ボーカル・ピアノ ・鍵盤ハーモニカ ・ハンドクラップ&フットスタンプ:椎名林檎
エレキベース・コーラス:亀田誠治
ドラム・コーラス・ハンドクラップ&フットスタンプ:河村智康
桃色スパナ(1999年)
アルバム『無罪モラトリアム』レコーディングの際のバンド。
37564(2014年)
読みは「みなごろし」。シングル「NIPPON 」やアルバム『日出処 』などのレコーディングの際のバンド。テレビ出演時などのバックバンドも務める。
ボーカル&ギター:椎名林檎(「NIPPON」)
ギター:名越由貴夫
ギター:生形真一 (「NIPPON」)
ベース:渡辺等 (「NIPPON」)
ベース:山口寛雄 (『日出処』)
ドラム:河村智康(「NIPPON」)
ドラム:玉田豊夢 (『日出処』)
コンサート
学園祭ツアー「学舎エクスタシー」で結成された。学園祭のため“全員アマチュア”をコンセプトに、椎名の知人のアマチュアミュージシャン3人がメンバーに選ばれた。極秘ライブ「虚栄ブランコ」にもこのバンドで参加している。また、このバンドメンバー全員が「ギブス 」のミュージック・ビデオ に出演している。
ライブハウスツアー「御起立ジャポン 」のために結成されたバンド。このバンドでは椎名はギターではなくベースを演奏している。また、メンバー5人中3人がベースという構成となっており、5人中4人が女性である。
ボーカル・エレキベース:椎名林檎
エレキギター:田渕ひさ子 (ナンバーガール )
エレキベース:村田純子(八王子ガリバー)
エレキベース:鳥井泰伸(Gaji)
ドラムス:吉村由加(DMBQ )
全国ツアー「雙六エクスタシー 」で結成されたバンド。椎名は2003年にソロ活動を休止し、2004年からバンドとして活動していく事を発表。同年9月、シングル「群青日和 」でデビューした。詳細は東京事変 を参照。
※名前はツアー時の表記
ハウスバンド(2009年)
亀田誠治が主催したライブイベント「亀の恩返し」に出演した時のバンドメンバー。
ボーカル・エレキギター・鍵盤ハーモニカ :椎名林檎
ギター:名越由貴夫
ギター:小倉博和
エレキベース:亀田誠治
ドラムス:河村“カースケ”智康
キーボード:皆川真人
キーボード:斉藤有太
ヴァイオリン:金原千恵子
ボーカル:平井堅 (スペシャルゲスト)
MANGARAMA(2015年)
2015年の夏フェス や台湾公演「椎名林檎 (生)林檎博'15 -垂涎三尺-」、ホールツアー「椎名林檎と彼奴等がゆく 百鬼夜行2015」、第66回NHK紅白歌合戦 のバンドメンバー。
ボーカル&ギター:椎名林檎
ギター&ボーカル:浮雲
ギター:名越由貴夫
ベース:鳥越啓介
ドラムス:玉田豊夢 (夏フェス、台湾、ツアー)
ドラムス:柏倉隆史 (紅白)
キーボード:ヒイズミマサユ機
アコーディオン:佐藤芳明(夏フェス、台湾)
トロンボーン:村田陽一
トランペット:西村浩二
サックス&フルート:小池修(夏フェス、台湾、ツアー)
サックス&フルート:山本拓夫 (ツアー、紅白)
楽譜
リットーミュージック社
リットーミュージック より4作のアルバムとシングル集『絶頂集』、10周年記念アルバム『私と放電』のバンド用楽譜が椎名本人の楽曲解説とステッカー付きで発売。
おまけで椎名直筆の「積木遊び」の振り付け指南イラストに加え、「リモートコントローラー」の冒頭部分の譜面が掲載。
勝訴ストリップ (通常版:2000年7月、新装版:2004年12月25日)
初版本はステッカー(エアシール)付きで発売。
諸事情により表紙が通常盤のジャケットに差し替えられ、ステッカー無しの新装版として2004年 に再発売。
発行数が少なかったため現在は絶版。
ギター・マガジン、キーボード・マガジンでのインタビュー記事再録、楽曲解説、本人自筆コメントなどが収録され、ステッカー付きで発売。
初版本のみステッカー付き。
ピアノ弾き語り ベスト・セレクション (2008年7月30日)
初版本のみステッカー付き。
バンド・スコア「私と放電」と同時発売で、デビュー曲「幸福論」から「りんごのうた」までの中から選曲され、ピアノ弾き語り用アレンジにて掲載。
初版本のみステッカー付き。
ドレミ楽譜出版社
ドレミ楽譜出版社 より発売
ギター弾き語り 椎名林檎 無罪モラトリアム (1999年11月2日)
真夜中は純潔 (2001年4月)
ヤマハミュージックメディア
ヤマハミュージックメディア よりピアノスコア発売。
書籍
『RINGO FILE 1998‐2008』(2009年3月1日、ロッキング・オン )
『Ringo BoOK』(2009年5月27日、黒猫堂)
『音楽家のカルテ』(2014年12月25日、スイッチ・パブリッシング )
関連項目
脚注
注釈
^ レキシ の楽曲「きらきら武士 」に参加した際の変名。
^ それ以外にも、ライブやレコーディングではピアノ ・キーボード ・鍵盤ハーモニカ ・ベース ・ドラム ・パーカッション ・タンバリン などを演奏することもあり、またライブでは曲によってマイク の代わりに拡声器 を使って歌唱する。
^ 2001年から2002年にかけては出産のため、2004年から2005年にかけてはバンド・東京事変のボーカルに専念するためにソロ歌手としての活動を休止。
^ 椎名の依頼により、2003年に行ったツアー「実演ツアー 雙六エクスタシー 」の日本武道館 公演のポスターを制作した。
^ 母親は広島県 東広島市 の出身[ 14] [ 15] 。
^ 中学校の卒業式の後、友人たちと訪れたカラオケ 店で、賞金百万円に惹かれてカラオケコンテストに全員でエントリーして個人情報を登録したところ、後日、ホリプロ からタレントスカウトキャラバンの九州代表として選ばれたという連絡があり、全国大会に出場することになった[ 12] 。
^ しかし、本人はアイドルを発掘するイベントだという認識がなく、“全国大会に進むまで、水着審査があるなんて知らなかった”と、ある地方局のラジオ番組 で述懐している。
^ メンバーに曲を教えるために椎名が書いたタブ譜 と五線譜 を目にしたディレクターが各パートの楽器の演奏の仕方まで彼女が指示するワンマン・バンド状態であることに気付き、そうするようアドバイスした[ 35] 。
^ 同郷の谷口とは「宇宙アンテナ」というバンドを組んでいた。
^ 音源自体は渡英する前に制作したもの[ 38] 。ちょうどこのプロモーションの頃に渡英の原因となったスタッフの入れ替えが行われ、状況が好転する[ 39] 。
^ 2枚を同時に出したのは単純にどちらか一つに選べなかっただけで、あまり意味はない[ 41] 。
^ メジャーなアーティストの楽曲がプロモーション目的で無料配信されたのは、ほぼこれが初めてと言ってよかった。
^ それまでの記録は、2000年2月に実施されたニッポン放送 のラジオ番組「B'z の@llnightnippon.com」のインターネット生中継イベント「Media "Mixture" スペシャル」で記録された同時14,600ストリームだった。
^ このシングルのMVを撮影している時に妊娠が発覚した。
^ 東京事変 はこのツアーのバックバンドとして結成された。
^ 徳間ジャパンコミュニケーションズ 顧問。渡辺プロダクション 、東芝EMI 、徳間ジャパンなどで手腕をふるってきた制作ディレクターで、石嶺聡子 やPerfume のメジャーデビューの仕掛け人[ 80] 。
^ デビュー前の椎名の後見人的人物。自宅が近所だったこともあってしばしば椎名家を訪れ、娘の将来を心配する両親に相談された際には椎名の音楽に対する天性の資質と優れたプロデューサーとしての能力の両面を併せ持った才能を高く評価し、プロへの道を進むことに賛同した[ 19] 。
^ それが邦楽 ・J-POP であってもポップス の原型は西洋からきているのでもともと英語に乗るようにできていると考えているため[ 89] 。
^ 長谷川とは2005年に開催された自身のコンサート「第1回林檎班大会 アダルト・オンリー 」や長谷川のテレビ出演の際に共演。
^ アルバム『無罪モラトリアム 』収録の「茜さす 帰路照らされど・・・」の歌詞に出てくる“アイルランドの少女”とは、当時楽曲制作に関わった亀田誠治 によるとこのドロレスのこと[要出典 ] 。
^ 形式上はシングルであるものの、3枚組という特殊な形態で発売されたために、オリコン ではアルバム 扱いとなり、アルバムチャートで1位を記録した。
^ a b 「椎名林檎×SOIL&"PIMP"SESSIONS」名義。
^ 「椎名林檎とトータス松本 」名義。
^ 「椎名林檎と松崎ナオ 」名義。
^ 「椎名林檎と宮本浩次 」名義。
^ a b 「椎名林檎と宇多田ヒカル 」名義。
^ a b 「椎名林檎×斎藤ネコ」名義。
^ 特典グッズがヘルプマーク に酷似していた問題により、CDでの発売が延期された。詳細は百薬の長 (椎名林檎のアルバム)#特典グッズにまつわる問題 を参照のこと。
^ 常田大希 と共作。
^ TBS 系テレビドラマ『カルテット 』主要出演者である松たか子 、満島ひかり 、高橋一生 、松田龍平 の4人による番組限定ユニット 。
^ なお作詞には志伯健太郎 も参加している[ 108] 。
^ 2015年度以降も継続して使用され、結果的に2016年年内まで使用された。
^ CM起用当時の表記は「MA CHÉRIE 」。
^ 前山田健一 の編曲による「ジユーダム ヒャダインのリリリリ☆リミックス」も同番組内の挿入曲として使用されている。
^ テレビジャパンとは、米DISH Network社の衛星放送や提携ケーブル・IP回線を通じて日本の番組を放送するテレビ局で、アメリカ・カナダ・アラスカなど北米の各地域で視聴が可能。
^ CMソング には椎名が石川さゆり へ提供した楽曲「最果てが見たい」が使用されている。
^ 「カーネーション」「女の子は誰でも」を順に披露。
^ 「神様、仏様」「長く短い祭」を順に披露。
^ 「ジユーダム」「人生は夢だらけ」を順に披露。
^ 「歌舞伎町の女王」「丸ノ内サディスティック」を順に披露。
^ 琴の音色を使用。
^ 椎名林檎がデザインのモチーフ となったキャラクターでホクロの位置・誕生日・身長・ギターのデザインなどが同じ。
^ 映画版の主演女優・中島美嘉 は、演じる際にセックス・ピストルズ と椎名林檎を参考にして役作りしたと語っている[ 124] 。
^ DVD 第一巻のライナーノーツ には「ハルハラハル子=椎名林檎説を追う」という項目がある。
^ 作中にて主人公が椎名林檎の歌を「女の殺し屋の歌」と表現。
出典
^ a b c Greenberg, Adam. Shena Ringo Biography, Songs & Albums - オールミュージック . 2021年12月12日 閲覧。
^ “椎名林檎(シイナリンゴ)の情報まとめ ”. OKMusic . ジャパンミュージックネットワーク株式会社. 2021年12月12日 閲覧。
^ “椎名 林檎 / Sheena Ringo ”. SR 猫柳本線. 2014年10月29日 閲覧。
^ a b “椎名林檎、芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞 ” (2009年3月6日). 2010年10月3日 閲覧。
^ a b “椎名林檎、東京オリンピック開閉会式プランニングチームに選出 ”. 音楽ナタリー (2017年12月21日). 2017年12月27日 閲覧。
^ “top albums of all-time from Japan ”. 2021年11月22日 閲覧。
^ J-Rock https://rateyourmusic.com/genre/j-rock/
^ “椎名林檎、妊娠! ”. BARKS (2001年1月29日). 2018年1月31日 閲覧。
^ a b “清木場俊介、弥吉淳二さん悼む「言葉にならないくらいに悔しくて残念です」 ”. スポーツ報知 (2018年1月30日). 2018年1月31日 閲覧。
^ a b "椎名林檎さん" . 吉岡里帆 ×椎名林檎「UR LIFESTYLE COLLEGE 」 . 2 June 2019. J-WAVE . 2019年6月2日閲覧 。
^ “椎名林檎、子ども3人の年齢明かす「一番上が22くらい。一番下が小2。間に小5の子がいます」 ”. スポーツ報知 . 報知新聞社 (2024年6月15日). 2024年6月16日 閲覧。
^ a b c d 「『椎名林檎の“噂の真相”』回答者:椎名林檎の“中の人”」『SWITCH』第32巻第11号、スイッチ・パブリッシング 、2014年、62-63頁。
^ a b c 『imidas 2001』、集英社 、2001年、1286頁。
^ 椎名純平 Blog 2009-08-06
^ 椎名林檎と赤い屋根 - 兵庫慎司の「ロック走馬灯」 | ブログ | RO69
^ a b c d 椎名林檎(出演者)『Ringo EXPO 08 』(DVD )EMIミュージック・ジャパン 、日本、2009年3月11日。https://www.universal-music.co.jp/sheena-ringo/products/tobf-5620/ 。
^ 河合香織 (2023年2月18日). “【限定公開】椎名林檎 音楽家として、母として 知的で優しい日本の皆様へ ”. Wedge ONLINE . ウェッジ社 . 2023年3月29日時点のオリジナル よりアーカイブ。2024年6月16日 閲覧。
^ 椎名純平 Blog 2006-12-31
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外部リンク
スタジオ・アルバム EP コンピレーション・アルバム ライブ・アルバム トリビュート・アルバム リミックス・アルバム ボックス・セット シングル ミュージック・ビデオ ライブ・ビデオ ツアー 単発コンサート 映画 提供曲 関連項目
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