ナント・アトランティック空港(フランス語: Aéroport Nantes Atlantique、英語: Nantes Atlantique Airport)は、フランスのナントにある国際空港。ナントの中心部から南西8キロメートルの地点にあるブゲネおよびサンテニャン=グランリューに所在している。2014年には415万7284人が利用した[3]。
歴史
1928年に現在の敷地の一部に軍用飛行場として開設され、1936年から1937年にかけてル・ウエスト国有航空機製造社(フランス語: Société Nationale de Constructions Aéronautiques de l'Ouest)によってMS406等の軍用機を製作する工場が建設された。
第二次世界大戦中にはナチス・ドイツ時代のドイツ空軍によって占領されるまで、イギリス空軍の基地として使用されたが、ドイツ空軍占領後はイギリス国内を爆撃する拠点として使われることになった。
戦後、再びフランス空軍が使用することになり戦時中破壊された航空機工場も再建された。以降はカラベルやボートゥール等といった航空機が製造された。1954年から1960年にかけて新しいターミナルや滑走路の拡張などが行われ、空港としての設備を充実させていった。
2011年にヴァンシ・エアポートとナント商工会議所らのコンソーシアムによる運営に移行。建設が予定されたグラン・ウエスト空港への移管と当空港の閉鎖が計画されていたが[4]、ZADによる反対運動が展開され、新空港計画は2018年に凍結された[5]。
施設
旅客ターミナルと貨物ターミナルがある。またエアバスのナント工場は旅客ターミナルに近い場所にある。
就航航空会社
アクセス
バス
ナント市内へは20分で到達できる。平日は20分毎、土曜日・休日は30分毎の運行になっている[7]。
脚注
外部リンク
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