中村 博直(なかむら ひろなお、1916年(大正5年)9月15日[1][2][3] - 1991年(平成3年)9月9日[1][2][3])は、日本の彫刻家[1][2][3]。神奈川県愛甲郡出身[3]。
50年間、木彫一筋に女性の美しさと力強さを追求した[4]。また古典的木彫技法を用いて季節感を表す作品を得意とした[3]。
来歴
1916年(大正5年)9月15日、神奈川県愛甲郡に生まれる[3]。
1937年(昭和12年)3月より沢田政広に師事[1][2][3][4]。
1946年(昭和21年)、第1回日展(日本美術展覧会)出品作「春庭」が初入選[3][4]。以後、1949年(昭和24年)「立女」特選[2][3][4]、1960年(昭和35年)「立つ少女」特選[3]。1982年(昭和57年)「女性」が文部大臣賞[3]。翌1983年(昭和58年)制作作品「静秋」が昭和61年度(1986年)日本芸術院賞を受賞[1][2][3][4][5]。
1964年(昭和39年)より日展会員[1][2][3][4]。後に日展理事、日本彫塑会理事[3]。
1991年(平成3年)9月9日、東京都国立市の自宅で死去、享年74[3]。
主な作品
日展出品全作品については#外部リンク参照。特記なければ全て木彫作品。
書籍
脚注
注釈
- ^ 日展(日本美術展覧会)は名称変更を繰り返しているため、回数が前後している。
出典
参考文献
外部リンク
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太字は恩賜賞受賞者。名跡は受賞時のもの。表記揺れによる混乱を避けるため漢字は便宜上すべて新字体に統一した。 |