2005年ブラジルグランプリ (XXXIV Grande Premio do Brasil) は、2005年F1世界選手権の第17戦として、2005年9月25日にインテルラゴス・サーキットで開催された。
レース概要
予選
佐藤琢磨はベルギーGPでのミハエル・シューマッハに対する追突のペナルティが科され、このレースでは10番グリッド降格でスタートとなるため予選タイムアタックを行わなかった。ヤルノ・トゥルーリもエンジン交換のペナルティで10番グリッド降格となった。トゥルーリは18番手、佐藤は19番手スタートとなった。
決勝
ファン・パブロ・モントーヤがチームメイトのキミ・ライコネンを従え、マクラーレンの1-2フィニッシュとなった。マクラーレンの1-2は2000年オーストリアグランプリ以来のことであった。フェルナンド・アロンソが3位に入り、初のワールドタイトルを獲得、24歳と59日で最年少のチャンピオンとなる。ジャック・ヴィルヌーヴはパルクフェルメでの車両検査で違反が見つかりピットスタートとなった。マーク・ウェバーは開始直後のアクシデントに巻き込まれたが20ラップ以上遅れてレースに復帰、次戦の予選順位を上げるために走行した。ティアゴ・モンテイロがドライブシャフトの問題でリタイアしたが、これは彼にとって2005年シーズン唯一のリタイアであった。
結果
解説者はルノーの「保守的なフェーズ」が終わり、その性能を証明したと判断した。ルノーのパット・シモンズは、チームが表彰台に上ることを目指すのでは無く、むしろ勝利を目指していたと語った。BBCのモーリス・ハミルトンは「フェルナンド・アロンソがチャンピオンシップに向けて巡航するかもしれないという考え...それは最も説得力があるファッションで晴らされた。」と語った。マクラーレンの最高経営責任者ロン・デニスは、キミ・ライコネンが予選ラップでミスをしたにもかかわらず、ファン・パブロ・モントーヤが2番手に入ったことでチームのレース戦略に自信を持っていた。
予選
決勝
第17戦終了時点でのランキング
- ドライバーズ・チャンピオンシップ
|
- コンストラクターズ・チャンピオンシップ
|
- 注:ドライバー、コンストラクター共にトップ5のみ表示。
参照
座標: 南緯23度42分13秒 西経46度41分59秒 / 南緯23.70361度 西経46.69972度 / -23.70361; -46.69972